2010 年9 月16 日
恋の手本となりにけり・・
曽根崎心中、お見事でした!!お初と徳兵衛は1703年、四月七日の早朝に露天神の森で心中したんですね。
この悲劇を近松門左衛門が物語にしたそうです。
公演されたのはお二人の死後、わずか一カ月後の五月七日らしいですよ。
早っ!
これにより江戸では心中ブームが起こってしまったそうで、
上演がしばらく禁止されたそうな・・。
すごい影響力です。
今の日本ではどうでしょうか?
旦那さんに「一緒に死のう!」って言われても、
「あんた一人で死にまっし」
・・せんべい食いながら平気でそう言いそうですね・・。笑
みなさんはいかがでしょうか?

本日の「曽根崎心中」の幕開けのシーンです。
美しいですね。この演出もすごい発想です。
流れるようなセリフの美しさ。惚れ惚れします。

女郎屋での言い合いのシーン。
隆之介座長演じる九平次、憎たらしいですね〜。笑
こういう役、ホント上手いです。笑
今日はお客様からかなり憎まれてましいた。笑
ここまで憎ませるとは、見事な演技力です。
素晴らしい。
覚悟を決め、書置きをし、女郎屋を出ていく二人。素晴らしいシーンです。
徳兵衛と入れ替わり、今度はお初が手を引きます。
すごい演出ですね〜。
心中を提案したのは徳兵衛。手を引くお初。
これだけでお初の想いの強さと二人の感情が見事に表現されてます。
好きな人と道を同じくする喜び。
グッときますね。

そしていよいよ悪中の悪、九平次が捕まります。
獄門、打ち首、死刑の三択にお客さんはスッキリ!笑
隆之介座長、本日もお疲れさまでした。笑

ラストシーン!
これですよ、これ!

ほら、これ。
すごいね〜。超きれい・・。

ここまで降らすかね?
っていうくらい雪降ってます。
お見事!!拍手〜!!
芸術でしたね。
いかがでしたでしょうか?特別狂言「曽根崎心中」。
近松門左衛門、さすがですね〜。
原作もラストシーンは特に名文と評価されています。
「この世の名残り、夜も名残り、
死にに行く身をたとふれば、
あだしが原の道の霜、一足づつに消えて行く、
夢の夢こそあはれなれ。
あれ数ふれば暁の、七つの時が六つ鳴りて、
残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め、
寂滅為楽と響くなりー」
カッコいいですね〜!やるじゃん門ちゃん!笑
この二人が運命を共にして307年が経ちました。
300回忌には寄付が集められて、お二人の銅像が建てられたそうな・・。

こうして今でも二人は仲睦まじく、
恋の手本となっているようです。
そして明日はカップルデー!
お初、徳兵衛のようにおぐら座まで道を同じく
ご来場下さいませ!(うちで心中しんといてや・・。笑)